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上巳の節句(桃の節句)~ひなまつりの由来~

2020.02.22

下呂温泉 水明館のスタッフブログにご訪問頂き誠にありがとうございます。
ブログ担当のスタッフEでございます。

3月3日はひな祭りですね。
女の子のための行事といわれていますが、その意味や歴史をご存知でしょうか?


ひな祭りの起源は、300年頃の古代中国で起こった「上巳節」にさかのぼります。五節句の二番目「上巳(じょうし)の節句」とは旧暦3月の最初の巳の日ことです。
元々は女の子のお祭りではなく、春を寿ぎ、無病息災を願う厄祓い行事だったのです。

昔は、多くの節句がありましたが、現在は5つの節句が年中行事として残っていて、それぞれ伝統的な方法でお祝いをします。

《五節句》
・1月7日の「人日(七草がゆ)」
・3月3日の「上巳(桃の節句)」
・5月5日の「端午(菖蒲の節句)」
・7月7日の「七夕(星祭)」
・9月9日の「重陽(菊の節句)」


赤ちゃんが生まれて初めて迎える節句を「初節句」といいます。
女の子は桃の節句の日(3月3日)、男の子は端午の節句の日(5月5日)に、健やかな成長を祈ってお祝いします。

江戸時代になると、上巳の節句には、これまで行われていた流し雛に変わり雛人形を飾る風習が根付いていきます。雛人形には厄災を人に変わって引き受ける人形(ひとがた)の役割があったため、女児の健やかな成長や幸せを願う日となったと言われています。また、女性が旅行や嫁入りの際に、もし災いが起きたとしてもその身代わりになってもらうべく雛人形を持って道中を過ごしました。

このことから、上流階級の娘の嫁入り道具として雛人形の需要は高まり、男女対の雛人形が作られるようになったと言われています。

当館でも山水閣1階「大観の間」にひな人形を飾っております。
女の子の成長と幸せをお祈りいたします。

売店ではひな祭りに向けた関連商品も各種取り揃えております♪

ほんのり甘いさくら豆
ほんのり甘いさくら豆
可愛い猫ちゃん風呂敷
可愛い猫ちゃん風呂敷
桃色の甘酒
桃色の甘酒

暖冬の影響で、あまり冬を感じることなく、もうすぐ春が訪れますね。待ち遠しいです。

下呂温泉では例年3月下旬から桜が咲き始め、4月の10日頃に満開になります。
ご旅行を計画中の方は、是非参考にしてくださいね^^

まだまだ寒い日が続きますので、手洗い・うがいをきちんとして健康に気を付けてお過ごしください。