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4年ぶりの龍神火祭り

2023.08.02

皆様こんにちは!
下呂温泉 水明館のスタッフブログにご訪問いただき誠にありがとうございます。

昨日8月1日は下呂温泉まつり初日の『龍神火祭り』でした!
昭和45年から今年で開催50周年を迎える歴史あるお祭りです。
地元下呂で子供から大人まで馴染み深く愛されてきました。
4年ぶりの開催ということもあって例年に勝るとも劣らない熱気でした!

龍神祭りのメインイベントは夜に5匹の龍神が集う演舞で
こちらをご覧になられたことがおありの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

では昼間の龍神のご様子はご存知ですか?
実は5匹の龍神たちは下呂の街中各所を巡っているのです。

水明館にも一匹の龍がやってきました。
玄関口で演武を披露してくれたのは『幸龍』という黄色い龍です。
水明館スタッフも何人か参加しておりました。
よく見ると龍のお頭を担当しているのは今年入社のI君でした!
龍神のお頭はとても重たいのです。
初めての経験と重さにに戸惑いながらも満面の笑顔のI君でした。
その重たいお頭を持って走るベテランの男衆。
活き活きと暴れまわる龍神の演武と爆竹の音。
やっと帰ってきた『下呂の夏』らしい光景に胸が熱くなりました。

演舞の後は撮影の時間を設けて下さいました。
偶然居合わせていらしたお客様方が龍神のお頭と記念撮影されていらっしゃいました。
 

幸龍と男衆

龍神の前を走る赤いものはなんでしょう。
実はこれはお椀なのです。

こんな昔話があります。

かつてこの地には、お願いをすればお椀を貸してくれる龍神様がいました。
貧しかった村人たちは、祝いの席の際に龍神にお椀を借りていました。
そんなある日の事、ある村人はうっかりお椀を壊してしまったのです。
怖くなった村人は、きちんと謝ることをせずにお椀を置いて逃げ帰りました。
それ以来お椀を貸して貰えることはなくなりました。

そんな昔話が起源になった龍神祭り。
このお話をアレンジして、
『龍神に借りたお椀を返さなかった為、それを取り返そうと怒った龍神があばれまわっている』
というストーリーとなっています。

重たい龍神のお頭
重たい龍神のお頭
お椀を追いかけます
お椀を追いかけます
鱗の一つ一つまで精巧な造り
鱗の一つ一つまで精巧な造り

さすが龍神様・・・仕事を終えて帰る頃にゲリラ豪雨に合いました・・・
龍はやはり雨を呼ぶものですね・・・

是非来年の下呂温泉まつりにて5匹の龍神の演舞をご堪能下さいませ。
お泊りはどうぞ水明館へ。
下呂の夏の夜をゆっくりとお楽しみください。